中国といえば自転車! 2輪大国というイメージがある、と思います。
現在は車社会。でも渋滞はげしく、路地がいりくんだ上海は、
だからこそ小回りの利く自転車が大活躍。現在は、電気自転車やバイクが主流ですが。
そして、じつは2輪より3輪が幅を利かせている。
2輪にリヤカーを付けた黄魚車天国。
上海中心部を流れるのが黄浦江。黄魚車というのは
黄浦江で獲れた魚を、リヤカーを引いて売り歩いた行商人にちなんだ呼び名です。
ちなみに中国では黄色というのは、皇帝のみに許される尊い色ですが、
一方、卑猥や猥雑などのイメージもあり、
黄牛=ダフ屋、日本のピンク映画は、黄色映画となります。
つまり黄魚車は、裏行商人を表現しているわけです。
格差社会!
リヤカーを使用する仕事に従事するのは、ほぼ出稼ぎ外地人(地方の人)
外地人と上海人。もうそれだけで、人生格差がついてしまう。
上海戸籍があると、学校・医療・福祉・就職、全てに優遇されるけれど、
外地人には上海戸籍が無い!
中国は、農村崩壊を防ぐ為、農民の都市戸籍の移動を禁止しているから。
けれど、外地人どうしでも当然格差が生じる。
だって、戸籍がないから仕事が制限されるので、少ない仕事を取りあうから。
やっと廃品回収の仕事にありつけても、自転車買うお金もないから、
まずは、人力勝負。
けれど、いつまでも人力に頼っていては、体がもたない。
お金が貯まれば、即自転車購入。
現在、日本製のピンから、偽物のキリまである自転車の最低価格は100元= 1200円。
でも生活価格では 12000円ぐらいかな〜〜
自転車は登録が必要で、違反すると購入価格程度の罰金が課せられます。
飲料水の宅配
黄砂やpm2,5による中国の大気汚染は、
国内は元より、日本や世界で大問題を生じさせていますが、より深刻なのは飲料水。
中国の水源(長江・黄河)上流の砂漠化(ゆえに黄砂が飛ぶ)が著しく、
更に都市開発により、汚染と渇水が進行。
実際、水道水は茶色く濁り、メッチャ臭くて、いくら恐い者知らずの私でも飲めない〜〜
なので、家庭も職場も学校もミネラルウォーターが必須。
1本(約19ℓ) 20元前後で、配達してくれるのです。
でも中国に限らず大陸の水は硬水だし、日本のような軟水は稀有で、
しかも衛生管理が万全なので、日本の水はほんとうに美味い!
私達日本人は、こんなに美味い水の飲める国に住まうのです。有り難し!
清掃人
廃品回収
ナン(ウイグル族主食)売り
雑貨屋さん〜〜
もちろん、人も乗せます〜〜
小金持ち
小金持ちになると、電動自転車に乗りま〜〜す。価格は1000元以上から
・・・お金持ちは、車ですから(笑)
文明・・・人類が科学力により、外面的生活を発達させた状態
文化・・・人間本来の理想を実現してゆく活動過程、精神的所産
以上、辞書の説明でした。