近畿地方を主として、屋根に飾る魔除けの鍾馗人形。
私の故郷にもありました。
福瓦!?
鍾馗さんもあるのだけれど、それより驚いたのは福瓦の存在。
いえ鬼瓦に対して、福瓦と私が勝手に名付けてんけど。
京都には全くない福瓦。奈良・大阪地方の伝統習俗。
大黒さん
恵比寿さん
鍾馗さん
鍾馗さん習俗は、奈良が始まり。京都の鍾馗さんは小屋根に置くけれど、
奈良・大阪では大屋根に置くのです。だからなかなか見えない。
故郷にもあったのに、今の今まで知らなかったのは、言い訳すると、
見上げないと、全く見えなかったからなんやねえ。
まさに灯台下暗し。
朝の連ドラ「カーネーション」を見ているのやけれど、舞台は大阪・岸和田。
昨日は、何気に鍾馗瓦人形が写されていて(気付いたかな?)
時代考証スタッフの、心意気を感じました。
故郷の風景
故郷は大阪のスイス!・・・と私が勝手に思っている、
大阪府下でも、まだ里山の自然の残っているところ。
写っているお屋敷は私の実家!とは当然ちがうので、すんまんへん(^^)
神社の門前宅にあった、素朴な福瓦。
流行!?
鍾馗瓦。京都は商家に多いけれど、奈良・大阪の場合は、寺社の門前に多いですね。
そして今の流行らしくて、土塀に福瓦人形を置く家が。
流行らしい、と私が思うのは、人形も家も新しいから。
そして・・・大阪は商人=あきんどの町やから、商売繁盛の神さんの恵比寿さんが多い。
針金で、釣り糸のかわりかな?
わが故郷の町には、福瓦がまだまだあります。それは次回にて。
蛇足
ところで、NHKのど自慢「台湾大会」を見ました。
みんな楽しそうに歌っていて、微笑ましくて〜〜
カラオケ。中国語では卡拉(kala)OK。つまり日本語がそのまま引用されています。
世界中に日本のカラオケとアニメが広がり、各国で浸透している。
こんな文化の交流は、嬉しいですね。
台湾、再訪したいなあ〜〜