石川県は、旧加賀の国、能登の国からなる風光明媚な地。県庁は金沢市です。
百万石まつり
秀吉の盟友前田利家を開祖とした加賀藩。前田家利長・利常3代にわたって、
100万石の文化を創世していきます
兼六園・雪つり
兼六園は前田家の庭園。水戸の偕楽園、岡山の後楽園と共に日本三大名園ですね。
ヤセの断崖
松本清張「ゼロの焦点」の舞台となった景勝。同海岸上にある能登金剛も有名です。
上の3点の写真と、
加賀温泉郷(山中・山代・片山津・芦原)九谷焼き・加賀友禅・輪島塗など・・・
が私達の思い浮かぶ一般的な石川県のイメージだ、と思います。
でもね。石川県出身の友人と話していると、ほんまに面白いんですね、石川県って。
発端は、石川県にしかない雛祭りのお供え菓子「金華糖」なんだけれど(紹介しましたね)
加賀文化って、京都とも江戸とも違う,江戸幕府と対峙してきた独特の気概というべき
武士文化があるんですよねえ〜〜
紅白の鏡餅
お正月にお供えする鏡餅。私達は白の二段重ねですよね。
でも金沢近郊では紅白。めでたい〜!
天神堂
男子が誕生すると、この「天神堂」を嫁方の親が贈り、それをお正月に飾るとか。
前田家の祖が天神様=藤原道真。なので加賀藩は天神信仰が強い土地柄だそうです。
天神様人形のみならず、神社まで造ってしまうのがすごい!
旗源平
金沢周辺の子供の遊び。源平に別れた組が、サイコロの勝敗により旗を取り合う・・・
花嫁のれん
花嫁のれん=実家の家紋入り加賀友禅ののれんを嫁入り道具として持参。
仏間の入り口にのれんを掛けて、そののれんをくぐって、
ご先祖の仏壇に手を合わせてご挨拶して後、婚礼の儀式が行われる、という風習。
野際陽子出演ドラマ。その名も「花嫁のれん」もあったそうな(私は見てないけれど〜〜)
花嫁のれんと共に
加賀水引きの豪華結納
明治まで水引きは平面的でした。金沢出身の津田左右吉氏が、立体的な細工を考案。
後これが全国に広がります。 さすが100万石。ほんまに豪華。
そして食べ物も、やっぱり面白い!!
福梅 ささげ餅
福梅はお正月菓子。紅白の最中(もなか) 前田家の家紋の「剣梅鉢」にちなんで。
ささげ餅は、加賀版あんころ餅。小豆ではなく、ささげ豆を使用。
ハントン・ライス
えっつつつつつつつつ? オムライス?海老フライ?いえハントンライス。
金沢のB級洋食の定番。 長崎のトルコ・ライスのようなものかな!?〜〜美味そう!!
そして加賀・能登の裏観光を紹介。
上時国家(重文)
平時国(姉は清盛の妻・時子)は壇ノ浦合戦で捕われた後、能登に配流されます。
名前を姓に代えた時国家は、上時国・下時国と別れ、この地を治める代官として繁栄。
モーゼの墓
あの怪しい「竹内古文書」によると、ユダヤ人をエジプトから開放した偉大なモーゼは、
なぜか石川・宝達清水町にやってきて、ここで583才の長寿を全うしたそうな〜〜
しかし。青森のキリストの墓に比べて、しょぼい><+
清水町のみなさん、ぜひモーゼ祭りで町おこしをしてください〜〜
ハニベ岩窟院
金沢出身の都賀田勇馬先生。戦後世界平和を祈願して、洞窟を採掘しながら、
彫刻・彫像をつくっちゃった〜〜地獄・極楽巡りとか・・・好きやな、こんな人!
トイレの神様
金沢の商家には、新築・お便所の改修のさい、
便器の下に、夫婦一対の泥人形を埋める風習がありました。
古代中国では棟上げの際人柱の風習があり、それが陶器庸に変化しますが、その名残ですね
トイレの神様という楽曲や小説で、一躍この風習が脚光を浴び、神様人形も大もて。
トイレにこだわりのあるかめりんとしては、いいな、大好きトイレの神様人形。
だから石川県は面白い!
何度も行ってるけれど、何度でも行きたくなるステキな街です〜〜^0^