記者懇談会
今はtwitter・Facebookなどで、情報が世界中すぐに広まり、
これらは情報を得るのには、その7割は信用できないものであっても、
残り3割を得ることができるし、現代にはもはや必至です。
でも、各国言語の簡易翻訳だから誤訳も多く、しかも字数限度があるから、
不毛な言葉の応酬になって、その上行間を読めなくなっている者が多く、
殺伐とした事態を引き起こしやすい。
そして、ボムスにもそんなことが今起こっているのだけれど・・・
ジンでのボムスの出番が多すぎる、というような呟きが原因。
俳優にとって、ファンはというもは有り難いだろうけれど、
仮想と現実の区別がなくなってしまって、暴走してしまう・・・
・・・じつは私も(ボムスの出番が多いというのではなく)
イ・ハウンという人物の比重が、主人公より大きすぎる、と思う。
私はボムスのファンだけれど、「イ・ハウン物語」ではなく、
今回は純粋に「ドクター・ジン」というドラマを見たいのですね。
日本版原作は、現代医師が過去にタイムスリップして、現代医療技術をふまえながら、
漢方医学中心の当時に、決して骨董無形ではなく出来うるかも?
という古今折衷の医療技術で、患者を治療する。
現代医療に接する庶民の驚き、歴史を変えることへの苦悩。
そして漢方と蘭方の融合まで描写されていた。
韓国版。だから私は、伝統韓医学や庶民が、どのように西洋医学を受け入れていくのか、
楽しみにしていたのやけど、その部分が欠落していて・・・
その分ボムスの比重=政治闘争部分が多すぎる。決して彼が主人公ではないのだから。
いや、将来は興宣大院君となる彼の野心を描くのは面白い。面白いが、
繰り返すが、イ・ハウンが主人公ではない。
ボムス重視の脚本では、スンホンや他の出演者に気の毒に思う。
・・・というか、演技力から自然にボムス重視の脚本になっていったのかな。
でもあれやこれや言いながらも時代劇大好きやし、結局は楽しんで見ていま〜〜す^0^
大女優高峰秀子。。彼女の著作は全て読みました。
俳優とは優れて戯れる=芸を持つ人のこと。そして女性で優れて際立つ人が女優。
昨今は、家政婦のミタやら何やら、
セリフ棒読みの人間でさえ、大女優と付けるのが流行らしいが、
私が大女優と思うのは、高峰と杉村春子、北林谷栄の3人だけ。
そして高峰秀子。演技が上手いのは当然として、その生き方が大好き。
本好きで、読書の為に女優を辞め、以降復帰の要望があっても一切拒否。
芸能生活引退などど称しながら、すぐに復帰してくる二流の芸人どころとそこがちがう。
高峰峰子と心意気が似ている山口百恵が、だから好き。
もちろん、安易に引退などせず生涯女優を全うする、しようという人も尊敬する。
岩下志麻や、百恵ちゃんと同年齢なら大竹しのぶ。
ああ、野麦峠
彼女とこの映画で共演したのが、先日他界された地井武男さん。
優秀な製糸女工でありながら、今は病んだ主人公を故郷まで背負う兄が、地井さん。
「北の国から」が代表作でしたね。
私には「戦争と人間」での朝鮮人抗日パルチザン役が印象深い。
・・・「ああ、飛騨が見える」・・・大竹のセリフに号泣。
このときの彼女の上手いこと!でも私、彼女があまり好きじゃない。なんでやろ?
その大竹と同世代なのが、
夏目雅子
お市ご寮人(信長の妹。戦国一の美女)それは多くの女優が演じているけれど、
夏目お市の、美しく気高いこと!。
しかし。百恵、大竹、夏目と私は同世代・・・このちがいは何でやねん〜〜
そして。
生きたいたなら、杉村春子の後を継ぐ大女優になったであろう大地喜和子
小股の切れ上がった、というのは彼女のことでしょう。大好きやった。
彼女のお吉、おさん茂平をもう一度見たいなあ・・・
お吉物語
泣いて昔が返るなら なんで愚痴など言うものか
花のいのちは一度だけ よしておくれよ気休めは
「ハリスさんも死んだ。鶴さんも死んだ。今度はわたしの番なんだ。
今のわたしは、穴のあいた三味線みたいなものなんだ。
どんなにつくろって見たって、もう昔の音(ね)なんか出やしない。
…お酒だよ。お酒おくれッー」
辛(つら)い浮世の路地うらで 毒と知りつつ呑むお酒
下田港(みなと)のお月様 明るすぎますお吉には